歯医者の治療費を抑えるコツ：予算内で健康な歯を守る

歯医者になりたい理由は、色いろあると思います。最近多いのは、実家が歯科医院だからとか親戚が歯科医院を経営しているからという事業継承に関する事に思います。自分で開業するのは、開業資金という大きな問題が立ちはだかりますが、継承は、それらに比べて遥かに楽ですからね。勿論、勤務医に比べて、報酬は、格段によいですからね。他には、上手な歯医者に出会ったことにより、自分もそういう風になりたいと思ったからという理由もあります。また、父親が歯科技工士をしていて、自分が歯科医になり、父親が作った部品を使って、患者の歯を治療したいという理由のケースもあります。ちょっと面白い理由としては、本当は医学部に行きたかったのですけど、偏差値が少し足りないから、歯学部にしたという理由です。医者の場合は、家族を病気で亡くしたからとか手術で助かったからという理由もある反面、社会的エリート、高額なサラリーに魅力を感じて志望する人が多いのも事実です。しかし、歯医者に関しては、結構色々な志望理由があると思います。
  

私は数年前、歯茎の奥の膿を放置しておき、それがとんでもない事態を引き起こしました。事の発端は、前歯の奥に白いプツッとしたできものができていたことでした。そこからはすでに膿が出ていたんですが、2～3年放っておいたんです。そのうち、できものがさらに大きくなったことを受け、歯医者に行ったら即手術だと言われ、レーザー治療で歯茎に穴が空きました。そこから膿袋を取る作業に入ったわけですが、なんと鼻の骨と癒着しており、あと少しで口腔癌になるところだったんです。これには驚き、そして怖くなりました。痛い思いをしてもいいから、なんとかこの膿袋を取る方向でお願いしますと言ったところ、手を尽くしていただき、2年後、膿袋は完全除去され、傷跡も塞がり、鼻の骨も元通りになりました。あれだけ恐ろしい体験をしたのは、正直、歯医者通いを続けている中でも初めての出来事でしたので、口腔内に異常を感じたら、すぐに歯医者に行って検査してもらうことが重要で、早ければ早いほどいいというのが身に沁みてわかりました。
  

歯医者を始め「医師」と肩書きがつく方はきっとお金持ちなんだろうなと思っていましたが、歯医者は医師の中で最も儲からない職業だと知りました。1980年代位までは歯医者はお金を稼げる医師の一つでもあり、収入目的で目指す方も多くなっていました。しかし、年々歯医者の待遇は悪化していき年収が300以下の貧乏歯医者も続出し、生活が困窮となり廃業していく医師も増えてしまいました。何故この様になってしまったのか掲載していきます。まず昔に比べて治療に来る患者さんが減ってしまった事です。人口は増えているのに患者さんが減っている訳はハミガキ粉の進化です。現在世に普及しているハミガキ粉には虫歯予防に効果的なフッ素が配合されており、ハミガキをする事で予防に繋がり歯医者要らずになっています。そして次に歯医者の数が増えすぎた事です。歯科医大の多くは私立になっているので人員確保にて経営しています。その為、受験の水準を引き下げより多くの学生の確保を行いました。そして国家試験を受験する数も増え、開業する歯科医も増加してしまった結果、競合店の争いが激しくなり歯医者の待遇も下がってしまいました。歯医者は私達の生活において重要なものとなっているので頑張って欲しいです。